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快適

快適

「いい?画面共有するよ」
と彼はパソコン越しから自分の映し出している画面を私に見せました。
その画面をみながら私たちは共に笑ったり話をしたりしていたのです。
彼と私は中々会うことが出来ませんでした。
時間のサイクルもそうでしたし、距離的な問題もありました。
ですので、彼とこうして笑い合える時間を作ろうとすると
どうしても夜中の時間帯になってしまうのです(汗)
時には眠くて、そのまま眠りに付きたいと思う瞬間もありましたが
私は彼との時間のほうを優先させていました。
どんなに眠たくても、彼と同じ画面を見て笑いあったり
他愛ないことで話したりすることが大好きで大切な時間でした。
もっというならば、その真夜中の「快適さ」があるからこそ
毎日が頑張れるというくらいに、私にとっては幸福な時間だったのです。
そんな日々は、毎日のように続きました。
時々は会えていましたが、極端に頻度は少ないものでした。
それでも寂しいと感じなかったのは、彼がそうして繋がろうとしてくれていたから。
私が繋がりたいと願っていたからだと思うんです。
2人の関係は約2年ほど続きました。
さほど長いものとはいえませんが、毎日そんな日々を送っていたので、
内容としては十分に濃いものであったと思うのです。